肉のデパートマルヨネ

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マルヨネについて

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お店の成り立ち

人気の自家製焼き豚、蒸し豚ができるまで

肉のデパートマルヨネは、現代表である私、米政範の祖父が創業いたしました。
米家の祖先は鹿児島県の徳之島で生まれ、そして祖父の時代に神戸まで出稼ぎに来て、配送業などを行っていました。

マルヨネ代表 米政範の祖父 米米政

当時は、在日韓国人の方が、密造酒のどぶろく作りを行う傍ら、そのどぶろくの廃材である酒粕を、豚の餌に活用する「どぶろく養豚」が、餌代がかからない効率の良い生産方式だとして、在日韓国人の中で盛んに行われておりました。
その話を聞きつけた祖父が、養豚事業を始めたのがマルヨネの畜産・食肉事業の始まりです。

ただ、養豚事業は、子豚から育てていくためお金を稼ぐまでに時間がかかります。
そこで現金商売である豚肉の販売をスタートしました。
それが現在の「肉のデパートマルヨネ」の前身である「マルヨネ豚肉センター」です。

当時のお客は中国の方も多かったため、焼き豚と豚肉中心に販売していました。

マルヨネの焼豚

その後、在日韓国人のお客様が増えてこられたのですが、韓国では蒸し豚を法事に使うそうで、蒸し豚をお客から求められるようになりました。
そこで韓国人の方が多く商売をされている大阪・鶴橋の市場でいくつかの蒸し豚を買い、実験を重ね、在日韓国人の方に味見をしてもらい、蒸し豚を完成させました。

マルヨネの蒸し豚

当店自慢の自家製焼き豚、自家製蒸し豚はこうした歴史の流れの中で作られたのです。

これからも50年、100年と、さらに新たな挑戦を重ねて、時代に合った品ぞろえ、商品提供を心がけていきたいと思います。

本場中国仕込みの焼き豚、同じく本場韓国仕込みの蒸し豚、いずれもこちらのホームページから購入いただけます。ぜひともよろしくお願いいたします。